運営:ごとう司法書士事務所、ごとう不動産事務所
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土地と建物が別の所有者であることがあると思います。そのような場合の住宅ローンは少し特殊な契約を銀行としている場合があります。親の土地に息子が家を建てる。よくあるパターンです。問題ないときは特に気にせず契約をして返済をスタートしたと思いまうが、いざ返済に困り、法的な解決を図るときには注意すべき点がございます。
ここでは、そのような少し複雑なケースでもなんとか任意売却を回避して、自宅を守った事例をご紹介いたします。当センターでは、任意売却は最後の手段と考えているので、あの手この手と対策を検討しています。ご自身のケースに当てはめて検討してみて下さい。
ご相談者様:愛知県一宮市在住 49歳 男性
【ご相談内容】
義理の父の土地の上に建物を購入してローンを組んでいます。義理の父も連帯保証人です。この状態で私だけ借金整理をしたいのですが、可能でしょうか?子供が小学生と中学生ですのでこのまま今の自宅で何とか生活をしたいと思っています。
いくつかの他の弁護士事務所に相談に行ったら、はっきりとした回答はもらえませんでした。どうも複雑で大変なケースなようで、遠回しに依頼を断られた印象です。
もうだめかと思っていますが、最後だと思い、こちらに相談に来ました。何か良い方法があれば教えて下さい。
解決方法:個人再生(自宅にそのまま住み続ける)
土地と建物の所有者が違い、連帯保証人に義理の父がなっている。自宅は守りたい。住宅ローン以外の借金も何百万とある。
こういう複雑なケースは、一見すると難しいと思いがちです。しかし、ひとつひとつの問題点をピックアップして考えると、それほどむずかしくなかったりします。問題点の多さに圧倒されてはいけません。ただし、それぞれの問題点が複雑に関係しているので全体を見る目も忘れてはいけません。
具体的には、まず、どの債務整理でも行う家計の見直しをしました。そこで、一家としての収支が確定します。ちなみにご依頼を頂いた後は、住宅ローンはそのまま支払い、その他の借金(クレジットカードリボ払い・一括払い、銀行のカードローン、消費者金融のキャッシングなど)はすべてストップしてもらっていますので、とりあえず、落ち着いて今後のことが考えることができました。これは、ご依頼により私から債権者への受任通知を送ることで督促が止まるためです。何かあれば、電話や郵便物など基本的には私宛にきますので、お客さまは恐怖心やストレスを感じることがありません。
それを前提に今回は、住宅ローンを維持することが可能だという判断に至りました。破産をしたら基本的にはほとんどの財産を失います。自宅も同じです。そこで、自宅を守りながらかつ借金も整理する方法である、「個人再生」を選択しました。会社員として働いているので給与所得者としての収入が見込めました。
住宅ローンについても銀行と協議をして了解をもらい、裁判所に個人再生申立てを行い、無事最後の再生計画も認可してもらいました。
今回もご相談を何回も重ねて、お客さまと連携をしながら必要な書類や情報を集めて進めました。奥様が家計の担当をされているので奥様とも電話やメールでやりとりをしながら、全員で一枚岩となり、進めることができました。
結果として、住宅ローンは返済が遅れていないので、そのまま最優先で支払いを続けてもらい、その他の借金を大幅に減額させて、各債権者への支払いが可能となりました。
今回も家族の協力が大切なケースでした。
【個人再生の流れ】
お客様アンケートの概要
男性 49歳
会社員
ご依頼を考えた理由:自分では解決できないと思ったから。
当事務所に最初にお問合せいただいた方法:電話
当事務所にお問い合わせされたきっかけはなんですか?:HPを見たから。司法書士が信頼できそうだったから。
ご依頼内容:個人再生申立て
毎月の借金の返済額はいくらぐらい減りましたか?: ¥140,000円減った。
司法書士の仕事や応対に満足されましたか?:とても満足した。
具体的に良かった点:他の法律事務所に断られ途方に暮れていた所、助けていただきました。
司法書士の印象:最高の先生です!
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